サイエンスナビゲーターⓇとして初めての仕事
書評された拙書は何冊もありますが
サイエンスナビゲーターⓇとして書評を書く仕事ははじめて
数の発明
ケイレブ・エヴェレット著
屋代通子訳
みすず書房・3740円
2021/5/8
時事通信社からの依頼なので、記事は全国の新聞社に配信されます
時事通信社とは以前に連載の仕事をしたのが縁で同じ記者からの依頼でした
【仕事を終えての感想】
私は本をつくる(書くこと以外にも作業があるからそう表現する)ことを仕事にしているが
仕事のために本を読むのは初体験
刺激的で新鮮な体験だった
緊張もともなう
遊びで気楽に本が読めない
世の中には書評家という仕事があることに納得した
書評は読みながら1000字に満たない小文にまとめる
あれも書こう、これも書きたい
いったい300ページを超えるこの本をどう1000字以内に書くのか
わくわくドキドキしながら
考えながら読み進めていくと
見えてきた
自分が本当に書きたいことが
しかし、そんな私の感想よりも
この本がスゴイ
長年に渡る原住民とのフィールドワークをもとに
仮説の検証を徹底的に行っている
圧巻・圧倒的である
ということで書評の仕事のおかげで出会うことができたのが本書
自分では購読しなかたったと思う
時事通信社のI記者に感謝
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まずは4新聞に掲載されました
今後もみなさんのお住まいのところでの新聞にも掲載されるとおもいます
新聞で私の書評を読んでみてください
きっと書評した本を読んでみたくなるでしょう
2021年6月24日(木)島根日日新聞 書評
2021年6月26日(土)陸奥新報 読書
2021年6月26日(土)北日本新聞 読書
2021年7月6日(火)苫小牧民報 書評