2024年11月11日(月)14:10-15:30 講堂
高校2年生 240名(全クラス)
演題
小数点「.」誕生405年記念
ジョン・ネイピア対数誕生物語
ちょうど文理選択決定時期にあわせてのオファー
1年生で対数は学習ずみ
過去に2度(2011年、2013年)に講演
今回は11年ぶり3度目の数学エンターテインメントショー
プログラム
60分 ジョン・ネイピア対数誕生物語
20分 質疑応答
○400年前、城主ジョン・ネイピアが20年かけてデザインしたロガリズムと数表
○対数表制作の副産物がネイピアによる小数点「.」のデザイン
○すべてはナビゲーター(航海士)の命を救うためだった→サイエンスナビゲーターのナビゲーターの由来
○2000年前につくられた三角関数が発展し続けたことで、桁数の大きな計算(天文学的計算)が必要となった
○計算機がない時代、天文学的計算の克服を成し遂げたのがネイピアのロガリズムだった
○ロガリズムの訳は対数ではない ロゴス(神の言葉)+アリスムス(数)=ロガリズム(神の言葉としての数)
〇ロガリズム設計思想の概略
〇自然対数の底がネイピア数と呼ばれる理由
○三角関数とともに歩み続けた数学と人類
○はたして「ネイピアのロガリズム」は数学と人類にとっての一里塚となった