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サイエンスナビゲーター(R)桜井進
発行日:2012.8.21出版社:集英社 著者:桜井進
江戸時代、鎖国中の日本には「和算」という独自の数学があった。殿さまから子供まで、遊びのような感覚で数学を楽しみ、寺子屋の教科書として普及した驚異の数学書『塵劫記』は「一家に一冊」という大ベストセラーに。
一方で、関孝和、建部賢弘といった和算家たちの残した業績は、世界にひけをとらないレベルにあった。
知られざる江戸の数学ワールドを案内しながら、驚くべき和算の魅力を探る。