世界を変えた「数」の物語

発行日:2015.5.20
出版社:朝日新聞出版
 著者:桜井進

朝日新聞に連載された「数と科学のストーリー」の単行本化。
難解な「数の世界」を人間や文明の歴史とからめて、
素数、円周率、魔方陣などを物語としてひもとく独創的なエッセイ。
科学的な知的好奇心を刺激する内容となっている。

【目次】
●素数・円周率――数を探査しよう<ノート>数の世界の物語
●円周率、アルキメデスはこう考えた<ノート>πの近似値
●天文学的計算、対数がアシスト<ノート>ネイピアの対数表
●地球を測って生まれた道具<ノート>三角関数の歴史
●画像やり取りにも三角関数<ノート>離散コサイン変換
●「0と1」⇔「波」」音なき音楽<ノート>フーリエ変換
●ギャンブルが生んだ確率論<ノート>アクチュアリーとは?
●便利で強力な累乗<ノート>指数の理由
●計算の世界、「i」で縦横無尽<ノート>ベクトルとして考える
●計量と計算でわかった地球の姿<ノート>ケプラーからベッセルへ
●アインシュタインの理論、数学に深み<ノート>思い出のベルン
●「数学に深い敬意」アインシュタイン<ノート>アインシュタインと数学
●短ければ短いほど?複利の皮算用<ノート>ネイピア数eの求め方
●黄金比を秘めたフィボナッチ数列<ノート>黄金数
●魔方陣、数のマジック 和の魔法<ノート>阿部楽方を訪ねて
●漢字で包み込む、長寿の祝い<ノート>「つくも」の理由
●めくるめく循環小数の世界<ノート>素数と循環小数
●隠れた倍数、パッと判定<ノート>ガウスの合同式
●両手の指を使って考えよう<ノート>両手を使って9の段
●清少納言も夢中?正方形パズル<ノート>いろいろなパズル

ほか

2015

平成27年